薬と食べ物の飲み合わせに注意

食べ物と薬と治験

お薬は、用量、用途を守って服用してくださいとかいいますが、食べ物と薬との飲み合わせで意外な副作用がでるのをご存じでしょうか。

今回は、服用中の薬と良くない組み合わせの食べ物を例にとってご紹介していきます。

抗生物質と治験

カルシウム降圧薬とグレープフレーツ

高血圧や狭心症の治療によく使われるカルシウム拮抗薬ですが、グレープフルーツの成分に薬が肝臓の酵素で代謝されるのを阻害するので、必要以上に薬の効果が出てしまう可能性があるそうです。

カルシウム拮抗薬とグレープフルーツの飲み合わせで副作用がでると、血圧低下や心拍数の増加が起こり、頭痛、顔面紅潮、めまいなどの発現頻度が増えることがあり、注意が必要です。

グレープフルーツによる影響は十数時間持続するそうで、カルシウム拮抗薬を服用する際にグレープフルーツを食べる事は避けたほうがよいそうです。

※もちろん、グレープフルーツのジュースやデザートも同じです。

ワルファリンと納豆

ワルファリンは、血液をかたまりにくくする薬ですが、納豆に多く含まれるビタミンKが、ワルファリンの持つ血液をさらさらにする成分と反対の血液凝固作用があり注意が必要です。

血液が固まらない方向に持っていく作用のワルファリンの効果を納豆がじゃまするので、ワルファリンを服用中に納豆は避けておくべきでしょう。

睡眠薬とアルコール

睡眠薬とアルコールを併用すると、催眠作用が強くなるだけでなく、ふらつきや物忘れなどのリスクも高まるそうで、副作用に注意が必要だそうです。

アルコールと薬の副作用

抗生物質と牛乳

牛乳と薬の副作用

 

抗生物質の一部は、牛乳のカルシウムと薬の成分が結合してしまい、体に吸収されにくいキレートとよばれる構造を作ってしまうそうです。

キレートが作られてしまうと、薬の吸収が低下し効果が弱まるので、抗生物質が十分に作用せず、意味がなくなってしまうかもしれません。

さらに継続してしまうと薬に対して抵抗力を持ってしまい、抗生物質が効きにくい体になってしまうそうです。

一部の抗生物質と牛乳の飲み合わせは、数時間あける事で問題ないそう。

牛乳に含まれるカルシウムは、薬の吸収率を下げる傾向があるようですが、さらに便秘薬や胃薬とも相性がよくないそうです。

胃薬・解熱鎮痛薬と炭酸

胃薬と食べ物の副作用

解熱鎮痛薬としてよく使われているアスピリンは、サイダーなどの炭酸によって吸収率が悪くなり効果が弱まってしまうそう。

制酸剤という、胃酸を中和するものが含まれている胃薬の場合も、炭酸飲料と一緒に飲む事で、効果が薄まってしまうといわれています。

まとめ

今回は、食べ物と薬の組み合わせで、意外に起こる副作用を一部紹介しました。

また、時間があるときに他の薬と食べ物の飲み合わせで注意事項を紹介したいと思いますが、これ以外の薬でも相互作用を起こすことがありますので、不安な時は、かかりつけのお医者さんやや薬剤師にご相談しておいてください。